EspritdeKzhrot’s diary

Pick up the interesting topics of naval security from the U.S. Department of Defense and U.S. Navy trend reports and so on. Also, I will make a note and follow on my ideas.

輪郭線と第三角法 3次元図形の2次元表現

3DCGのポリゴンアニメを見てふと思いついたのでメモ。

以前に、4次元空間図形の3次元展開図についての書きかけ

(4次元空間の正立方体の3次元展開図 - EspritdeKzhrot’s diary)

の続きです。

 

絵画や漫画などの芸術で人物や物体を描画するやり方には、大きく分けて輪郭線で線描するのと、対象物が反射して目に入る光そのものの粒を描くやり方があるのではと思います。具体的なイメージとしては、前者は日本画やより単純化すれば漫画やイラストなど、後者は西洋絵画、例えばモネの水蓮やアングルの泉に近づいて見たとき、これは物質を描いたのではなくそれらが反射する光の粒を描いたのだろうと思ったから。

 

さて今回はその輪郭線。

実際の人や物は3次元の物体なので、また、3DCGのポリゴンも面の表現であるから、輪郭線は面が視線(LOS)から外れる境界の仮想の線で、そこに実線があるのではない。あたりまえですが。

でも私たちにはスカイラインにしろいろいろなものの輪郭が見えていて、逆に、日本画や漫画の輪郭線を見ることや、第三角法で描かれた部品図などから、立体を想像することができる。それが3次元図形の2次元表現。

 

さて、私たちを含め複数の目を持つものは、それぞれの目の視差から立体視することができますが、それを一つ進めて、複数の立体視の視差から1次元上の立体視(超立体視?)できれば、4次元空間図形を見ることができるのでは?直接見ることは無理でも、3次元で表現された形を見ることができるのでは?というのが今回のメモの主旨です。わからんけど。