EspritdeKzhrot’s diary

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米海軍はイージスアショア任務を陸軍に渡したいがまだ同意得られず

2020年春以降の報道はCOVIDになり、最近は7万円の会食などで「イージスアショア」の報道に触れる機会がほとんどなくなったが、2021年度予算などのおけるイージスアショア中止の後始末はどうなったのでしょう。

 

Megan Eckstein, Author at USNI News 記事によれば、米国がヨーロッパに展開するイージスショアもいろいろ問題があるようで、とくに陸海空の任務と予算の配分など、将来の参考になればと紹介します。

 

記事では、

先の、CNOの制海権と戦力投射に焦点を当てる新たな方針、イージス・アショアなど、海軍の中核ではない任務から降りることにつながる可能性がありが、最大の問題は、他の誰もその任務を引き継ぐことに同意していないこと。

CNOは、1月11日にリリースされたナビゲーションプラン2021で、次のように述べています。

米海軍は優位性を保つため、十分な致死性をもたらさなくなったレガシー機能を放棄する。これにはLCS、旧CG及び旧ドック型揚陸艦の売却が含まれ、また、イージスアショアのような非中核任務も含まれる。陸上の弾道ミサイル防衛サイトを地上部隊に移すことで、艦艇は海上での中核任務に集中でき致死性を高めることができる。

しかし現在、海軍以外にイージスシステムを運用しておらず、イージスアショアを引き継ぐことに誰も同意していない。

OPNAV N96は、SNA2021のパネルで次を述べた。現在、ヨーロッパにイージスアショアサイトがあり、他の場所にさらに増える可能性があるが、これは海軍の中核的な任務ではなく、乗員は海上勤務のものである。陸軍にはミサイル防衛能力があるが、彼らはイージスシステムの経験がなく、ルーマニアとポーランドで進行中

タイプコマンダーは、これらの施設の乗員を海に戻したいと思っている。CNOは、その任務、制海権能力と戦力投射能力を前進させないものを排除し、より中核的な海軍の任務に焦点を当てようとしていると言ったと思います。

ミサイル防衛庁は、グローバル弾道ミサイル防衛、陸軍はTHAADおよびPAC-3を含む、多くのシステムを運用しています。海軍はイージス駆逐艦巡洋艦により海上ミサイル防衛任務を遂行しますが、イージスアショアは海軍の唯一の陸上での任務です。

海軍と海兵隊が脅威として中国を再編するにつれ、制海権と海からの戦力投射が焦点を当てている主要な任務分野であり、海軍にとってこれは攻撃型潜水艦、無人の水中船、海底センサーを増やすことで優位性を倍増させることを意味し、艦隊の船と航空機を連接し、あらゆるセンサー、あらゆるシューターのネット艦隊を構築する予算と人員の確保を確保するため、中核でない任務から手を引く必要があるが、陸軍がその任務を引き受けるのか、それとも国防総省の指導部が最終決定を下すのかは明らかではない。

この議論は、国防総省海軍、陸軍、空軍の間での予算の3分割をやめ、リソースの再割り当てに関し継続的に議論することは、イージスアショアミッションを陸軍に送る可能性も出てきます。

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