EspritdeKzhrot’s diary

Pick up the interesting topics of naval security from the U.S. Department of Defense and U.S. Navy trend reports and so on. Also, I will make a note and follow on my ideas.

日本語は難しい

外国公的機関の日本語教師を目指して勉強中の人から、日本語は難しいよと聞いた例

 

例えば、お茶汲みについて説明を求められたら、


お茶を汲む
お茶を入れる
お茶を注ぐ  それぞれの違いを言える?

 

ものすごく省略して、
お茶は、急須ができる以前は鍋で煎じ上澄みを汲むのが煎茶で、お茶を汲む。

お茶を入れるは、急須に茶と湯を入れ、

お茶を注ぐは、急須で茶碗に注ぐ。

なのだそう。


それでなるほどと思ったのが、

「お茶入れて」と言われたら、お客様に出すまでが一連の仕事と教えるそう。

異文化交流、いろいろ苦労が多いですね。

 

英語を母国語や公用語にする人が公的に話をする時、例えば基調講演などでは、次々によく言葉が出ると感心する。この場合の良く喋るは、一つの会話やセンテンスの単語の多さですが、とにかく機関銃のように単語を繰り出す一方で、言葉の数の割に意外と内容がなく感じる事がありますよね。

これは、日本語では主語を省略したり、所有格や複数単数や前置詞とかを、殆ど気にしないと言うより、その辺りの正確さを求めず話しますが、英語では、それらは必須だから、単位時間や文章当たりの単語数が増えるのかと。

さらに、ドイツ語やフランス語など、ヨーロッパ言語の多くでは、男女名詞別の前置詞などきちんと使い分けるからら、さらに言葉が増えたように感じます。ドイツ語はその辺りをに根気が続かず挫折したので、多分そう思うのですが。

 

文字といい、一言の会話の中でも、日本語の情報密度は高いのかと。

一方で、誰がとかの主語や、誰のとか、今なのか過去なのかなど、厳密さや正確さを求めるなら、日本語の会話では前後関係から推察しなければならないことがままあります。

あらためて、人に説明するレベルで考えると、なかなか難しいものです。

母国語以外は、どこの言葉でもそうかな。